2012年 10月 15日
10月12~14日、北アルプスの涸沢カール・北穂高岳を歩いてきた。 2日目はまず北穂高岳を目指し、その後、涸沢岳→奥穂高岳を走破しようと計画するも、 初心者には無謀だと思い知らされることに。 ≪登山ルート≫ 2日目:涸沢→北穂高岳→涸沢岳≪撤退≫ ↓涸沢 6時。予想以上の寒さで、寝れたのか分からない状態で朝を迎える。 外に出てみたら・・・これまた寒い。 寒さが良く伝わる1枚(笑)。 テントはテン場に置いておき、最低限の荷物をまとめて7時半頃出発。 朝イチでこの景色。眠気が吹き飛ぶ。 出発して1時間ほど。テントが米粒ほど。 岩場+鎖場+ハシゴのなかなかハードなルート。 しかし、前回の前常念岳の岩場と比べれば「まだマシ」と励ましあう。 約3時間半かけて北穂高岳北峰着。 槍ヶ岳を中心とした大パノラマ。 山頂からすぐの北穂高小屋のテラスで。 昼食をとりながら景観を楽しむ。うーん、プライスレス(古いか)。 思えばここまでは順調だった。 12時半、涸沢岳経由奥穂高岳を目指す。 北穂高岳の南峰まで戻り、涸沢岳を経由するルート。 これが誤りの元。 地図に「難路」と書いてあったが、ナメていた。 ゲッ。何だこれ・・・。 ヘッピリ腰。 ヘッピリ腰2。 高度感満載の縦走路にビビる。 すれ違う登山者も身なりや動きが上級者っぽい。 対して我々は岩場を下るのも足場を見つけるので精一杯。 確実に時間が掛かり過ぎている。 「このままのペースでは日が暮れてしまう」 「来た道を戻るのも時間が掛かる」 そこで「涸沢のコル(最低鞍部)」からテン場までの斜面」が比較的緩やかと判断し、 登山道を外れ、涸沢カールの岩場をひたすら下ってエスケープすることに。 16時。岩場の浮き石やにわかに発生したガスにビビりながらも 2時間半かけて約600mの高度を下り、ようやく涸沢→奥穂高岳への登山道へ辿り着く。 フー、やっと生きた心地が。 ちなみに彼女は「あそこから下ってきた」のポーズ(先はガスで見えない・・・)。 テン場に戻ってきた。 17時。涸沢小屋でとん汁とおでんを食べながら反省会。 やはり我々のレベルと時間配分を熟慮したコース設定をしなければならないと実感。 「一歩間違うと大変な事態になる」と改めて認識させられた1日となった。
by ishida1011
| 2012-10-15 23:51
| 山旅
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