2013年 04月 13日

奥高尾縦走

奥高尾縦走_c0266710_11385240.jpg

4月13日(土)、奥高尾にある陣馬山~高尾山を縦走してきた。

個人的に「縦走」=「長く険しい道」というイメージがあったが、
奥高尾の縦走路は整備されており、広くて歩きやすい緩やかな山稜。

気になる腹回りをどうにかせねば!と、ダイエットを兼ねた山旅だったが・・・。
※ダイエットが必要なのは彼女ではなく、撮影している自分の方・・・(念のため)。






≪登山ルート≫
陣馬高原下→陣馬山→堂所山→景信山→城山→高尾山→(4号路)→高尾山口駅


奥高尾縦走_c0266710_23121338.jpg

JR高尾駅を下車してバスに乗換え。

ホームに鎮座する天狗の頭部。
天狗は高尾山薬王院で祭られている象徴的な存在。



奥高尾縦走_c0266710_23133174.jpg

駅前のバス停は既に登山客で溢れかえっている。
絶好の登山日和とはいえ、すごい人・人・人。



奥高尾縦走_c0266710_23164693.jpg

増発した超満員のバスに揺られること30分。
「陣馬高原下」という名前に反してレトロな店が並ぶ登山口。
9:00、出発。



奥高尾縦走_c0266710_21563023.jpg

陣馬山までは杉林の斜面をひたすら登る。
今思うと、この急登が全ルートの中で最もキツイ。



奥高尾縦走_c0266710_23432565.jpg

10:20、陣馬山頂着。
シンボルの白馬像がまぶしい。



奥高尾縦走_c0266710_23475758.jpg

360℃の大パノラマが気持ち良い。遠くには南アルプスの峰々も。
山頂は予想以上に広く、何軒もの茶屋が並ぶ。



奥高尾縦走_c0266710_23501980.jpg

残念ながら富士山は雲の中。



奥高尾縦走_c0266710_1295765.jpg

彼女は茶屋でけんちん汁を食べながら早くもくつろぎモード。
先は長いのに大丈夫か?と言いつつ、自分も釣られて食す。
とにかく具沢山。



奥高尾縦走_c0266710_2142517.jpg

10:50、景信山に向けて出発。



奥高尾縦走_c0266710_013276.jpg

春の木漏れ日の中、時折眠気に襲われる・・・。イカン、イカン。



奥高尾縦走_c0266710_2357298.jpg

多少のUPDOWNはあるものの、道が広くて歩きやすい。
家族で山歩きを楽しんでいる姿も多く見かける。



奥高尾縦走_c0266710_238513.jpg

12:20、景信山到着。
山頂直下の登りがキツかったものの、好調なペース。

※陣馬山や陣場山とも呼ばれ、表記が分かれている。
 武田信玄が山頂に陣を張ったことに由来するとか。



奥高尾縦走_c0266710_042185.jpg

山頂には2軒の茶屋があり、昼ごはんの時間とも重なって結構な賑わい。



奥高尾縦走_c0266710_0271893.jpg

我々もコンビニで買ったおにぎり&名物の『なめこ汁』でお手軽ランチ。
なめこは至って普通だが、柚子が入っているのがここの特徴らしい。



奥高尾縦走_c0266710_0113710.jpg

更に茶屋で見て気になっていた『山菜天ぷら』を追加注文(300円)。
山で採れる野草らしい。食感がしっかりあって目からウロコ。
塩が適度に効いていて、いくらでも食べられる。



奥高尾縦走_c0266710_0164457.jpg

13:15、景信山を出発。



奥高尾縦走_c0266710_0194519.jpg

どこか牧歌的な尾根道。
ポカポカ陽気と緩やかな尾根道の心地良さからか、またしても眠気が・・・。



奥高尾縦走_c0266710_022385.jpg

13:40、小仏峠を通過。何故タヌキ?



奥高尾縦走_c0266710_039334.jpg

14:00、城山到着。
景信山~城山のルートは、昨年6月以来。
もっと距離があるイメージだったが、意外と近かった。



奥高尾縦走_c0266710_044654.jpg

道中には杉林に代わって山桜がチラホラ。



奥高尾縦走_c0266710_0464196.jpg

さすがにピークは過ぎているものの、まだまだキレイ。



奥高尾縦走_c0266710_054937.jpg

ここまで問題なく歩いて来れているが、ふと思う。


「どうも体力的に燃焼しきれていないような気がする。」
「このままではダイエットにならないのではないか?」

自分でもよく分からないが、フツフツと焦りが・・・。



奥高尾縦走_c0266710_0552449.jpg

居てもたってもいられず、木道の階段をダッシュ×数回。
しかし案の定、すぐに息がアガり、太もももパンパンに。
自分はトレイルランナーには到底なれないと痛感・・・。



奥高尾縦走_c0266710_058565.jpg

ヘロヘロになりながらも、ダッシュを繰り返した甲斐があってか、
14:40に高尾山の山頂に到着(想定より約30分早いペース)。

相変わらず賑わっている。
観光客90%、登山者は10%位か。



奥高尾縦走_c0266710_11341.jpg

帰りは吊り橋のある4号路を選択して下山。



奥高尾縦走_c0266710_131149.jpg

高尾山口から山麓駅まではリフト。

わずか10分程度の乗車時間だが、
ここから見下ろす山や街の景色はいつ見ても気持ちイイ。



奥高尾縦走_c0266710_23475916.jpg

15:50、ゴール。
歩行時間:約5時間(休憩除く)、歩行距離:約17㌔(リフト除く)。

縦走路は危険な箇所はなく、のんびり楽しみたい時にはオススメのコース。
ただ個人的にはもう少し起伏があった方が面白いかな、というのが正直な感想。

帰宅して体重を計測してみたら、まさかの+0.5㌔増・・・。
ダイエットは、まず茶屋の誘惑に打ち勝つところからだな、と反省。

by ishida1011 | 2013-04-13 22:34 | 山旅


<< 山男の足跡6      「山男とピッケル」 >>