2013年 04月 14日
2013年4月14日(日)、山の版画家・畦地梅太郎のギャラリー 「あとりえ・う」へ回顧展『山男の足跡6』 を見に行ってきた。 北アルプス・燕山荘と同じ「山男のレリーフ」がお出迎え。 今年2回目の訪問。 キッカケは郵送されてきたこのチラシ(↓)。 畦地梅太郎回顧展“山男の足跡” 最終回の本展では家族をテーマとした温かみのある作品群や、 代表作「石鎚山」の製作を行った1977年以降の作品、約50点を展示。 版画に家族や山の動物が頻繁に登場するようになり、全体的に明るい色目。 1950年代のどこか妖気や殺気が漂う山男からの変遷を顕著に感じる。 時期によって作品のテーマや表情が異なるのも魅力のひとつ。 長野の八ヶ岳美術館でも「山の版画家 畦地梅太郎展」が開催中。 相当数の作品を「あとりえ・う」から貸し出しているとのこと。 「良ければどうぞ」とチケットをいただく。 少し遠いけど、これはもう行くしかない! また、「養清版(畦地梅太郎のリメイク版)」の存在を教えてもらったり、 以前から気になっていた木版画を奥から持ってきて見せて頂いたり、 時間が経つのを忘れて有意義な時間を過ごさせてもらった。 回顧展「山男の足跡」シリーズは今回で終わりだが、 次の企画は未定らしく、「何かアイデアないですか?」と逆に聞かれる(笑)。 いずれにせよ、これからもチョコチョコと顔を出し続けたい。 今回購入した自摺りの木版画。 税込1,800円。 数多くある小作品を整理しながら少しずつ販売しているらしく、こちらもその一つ。 左の表紙と同じモノ(↑)。 山を愛したと同時にそれぞれ詩人であり、随筆家であり、画家、写真家であった 尾崎喜八、深田久弥、串田孫一、畦地梅太郎、内田耕作の5名が編集した写真・画文集。 飾ってみた。 シブイ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 話のついでに最近購入した『畦地梅太郎』関連のモノを幾つか。 ①falo(BE-PAL増刊号) 女性向けアウトドア雑誌で畦地梅太郎の帆布トートバッグが付録。 カナダのトレイルコースが特集されているのも気になって購入。 しかし女性誌特有のピンキーな表紙・・・。 男性が手に取るには躊躇われる(汗)。 ②画文集「とぼとぼ六十年」(古書) 中目黒のCOWBOOKSで購入。 COWBOOKSは『暮しの手帖』の編集長でもある松浦弥太郎さんが代表の古書店。 店内はレジ横に畦地梅太郎の木版画があったり、個性的ながら不思議と和む雰囲気。 ※ちなみに隣のSHOPは最近お気に入りの.....RESEARCH。 ③「白い山男」Tシャツ モンベルから発売されているウィックロンという吸汗速乾素材を使ったTシャツ。 この「白い山男」がプリントされたバージョンは昨年早々に売切れ。 今年になって再発売したのを知り、即購入。 今振り返ると完全に買い過ぎ・・・(汗)。
by ishida1011
| 2013-04-14 10:36
| 畦地梅太郎
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