2014年 01月 10日

Kepler Track (移動編)

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NEW ZEALANDの大地が見えた瞬間、心底「ホッ」とした。

乗り継ぎを含めたフライトは約11時間。そのうちの1/3はほぼ死に体状態。
出発2日前から体調不良で寝込んでいたのだが、腹痛&吐き気が機内で再発。
移動の記憶≒自分との闘い。今なら笑い話として記せるけどイヤ、ホント辛かった。






風邪なのかインフルエンザなのか。
ギリギリまでベッドから抜け出せなかった。

いつもの山旅であれば確実にパスするところだが、今回はワケが違う。
半年前から企画していたNEW ZEALANDの“LONG TRAIL HIKING”。
「這ってでも行こう。最悪、テ・アナウで寝てればイイや。」 覚悟を決め出発。

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12月28日(土)。成田空港は出国ラッシュという事で、混雑を覚悟していたが拍子抜け。
チェックインに40分程かかった以外はフツー。出国ラッシュという表現はオオゲサな気も。




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航空券の都合上、まず、カンタス航空でオーストラリアのシドニーへ。
そこで乗継ぎ、クイーンズタウン経由で拠点となるテ・アナウに向かう。




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映画「MAN OF STEEL(スーパーマンのリメイク版)」を鑑賞し、
機内食を食べたところまでは快調だった。それで油断したのかも。

乱気流で飛行機が断続的に揺れ、寝ようにも寝れない状況になって、
猛烈に気分が悪くなってきた。定まらない体勢や、効き過ぎの空調など、
些細なことが気になってくる。そんな自分のメンタルの弱さにも凹む・・・。

次第にネガティブジェットコースター&吐き気のストームライダーが押し寄せる。


航路モニターの〔到着予想時刻〕をすがる思いで覗き込んでは、トイレと座席を往復。
「粗相があってはならない!」 必死に自分に言い聞かせつつ、ひたすら悶絶・・・(汗)。


シドニーに着陸する頃にはフラフラ&グロッキー。すぐにでも床に横たわりたかったが、
イミグレやらボディーチェックやら関門が多い・・・。余りに辛すぎてこの辺の記憶はナイ。




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だが、捨てる神あれば拾う神もいるワケで。

クイーンズタウンへ向かう機内で外の風景を見ていたら徐々に気分回復。
映画「プレーンズ(飛行機が主人公のアニメ)」による現実逃避作戦も奏功。




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13:50(現地時間)、やっと・・・空港に到着。


が、まだ安心できない。我々バックパッカーの最終関門は<入国審査>。
持ち込む全ての食品を申告する必要があり、それぞれどういうモノなのか
説明をしなければならない(勿論英語で)。困ったのが彼女が持参した餅。


検査官 「なんだ、コレは?」
自分   「えぇ・・・と、お米の一種で・・・」
検査官 「米はこんなに硬くないだろう?」


いきなり聞かれて上手く伝えることが出来ず困っていたら、
「コレは問題ないよ」と別の検査官が助け舟を出してくれた。

食料以外にも、テントを広げたり、靴底の汚れを確認する徹底ぶり。
自分達だけでなく、申告した全ての人達が同様の検査を受けていた。
※無申告で発覚した際はその場で高額の罰金が科せられる(らしい)。




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疲労と安堵で放心状態・・・。
外気温は22℃。キモチイイ。




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少し休んでモニュメントを撮影する余裕が出てきた。
この時、体調不良の峠は越えたと確信。助かった~。




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バスを待つ間、調子に乗ってアイスを食べる。

胃が空っぽで食欲もなかったが、これはベツバラ。
ウワサ以上にこの「Patagonia※」は濃厚でウマい。
※日本でいう「ゴディバ」みたいな感じのショコラティエ。




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テ・アナウへ向かうバスの車窓から。

なだらかな丘、草原、湖、山、雲、羊。
無数の羊を眺めているだけで・・・Zzz・・・。






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気が付くと窓の外は雨。

1年のうち6割は雨が降っていると言われるNZ。
山の天気と同じでコロコロ変わるのが日常らしい。

19:20 テ・アナウ着。腰が痛むが体調は悪くない。




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我々の宿泊先は、YHA(ユースホステル)。

こじゃれた調度品は一切ないけど、キッチン、ダイニング、
TVルーム、シャワールーム、トイレ、洗濯乾燥室、中庭等、
共用スペースが充実していて、利便性という面では申し分なし。




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20:00、街に繰り出す。

明日の為にスーパーで、ガス缶、虫除けを購入。
サンドフライ(という害虫)対策はコレで万全かな。




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「夕食は食べ慣れているモノの方が胃にとってイイんじゃない?」

ということで、目に入った中華料理屋へ。・・・が、明らかに頼みすぎ(苦笑)。
「前菜盛り合わせ」と思って注文したのが、「揚げ物オールスター」だったり。
弱った胃にとっては逆効果。ジャスミン茶で流し込むもかなり残してしまった。




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食後、雨上がりのテ・アナウ湖畔を散策。
時刻は22:00。驚異的な日照時間の長さ。


これだったら、明日HUT(山小屋)への到着が遅くなっても
日が落ちて困ることはナイかな、と思うと気がラクになった。

by ishida1011 | 2014-01-10 00:30 | 山旅 | Comments(0)


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