2014年 08月 17日

〔手配編〕 John Muir Trail

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- ヒマラヤほどの消しゴム一つ 楽しいことをたくさんしたい
  ミサイルほどのペンを片手に おもしろい事をたくさんしたい -



  HONEYなMOON的要素は全然ナイけど、新婚旅行は JMT!






【きっかけ】

新婚旅行=南の国が思い浮かぶけど、せっかくの機会なので
一生に一度レベルの場所で記憶に残る山旅をしてみたかった。

当初の候補地は

①南米 「ギアナ高地」
②カナダ 「ロッキー山脈」
③NZ 「トンガリロノーザンサーキット」
④アメリカ 「JOHN MUIR TRAIL(JMT)」

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特にギアナ高地は、昔、久米宏が司会をしていたニュースステーションという番組の中の
特集を見て、子供心に強烈な衝撃を受けた。まさに「地球最後の秘境」。クギヅケだった。
それから20年以上の月日を経て突然思い出し、いてもたってもいられなくなってしまった。

ただ、南米専門旅行会社を通じて調べていくうちに、政情不安から航空券が手配できない上、
地元のガイドを雇わないと入山できない(ガイドはそれで生計を立てている)等、問題が多発。
結果、断念(でも、いつかは行ってみたい)。


次にカナディアンロッキー。たまにアウトドア雑誌に海外トレッキング特集で紹介されていて
絵ハガキのような風景を実際に見てみたいなぁ、と。いろいろ本をAMAZONから取り寄せて
情報を集めてみたもののイマイチ決定打に欠ける。ナゼだか心の奥からワクワクしなかった。


3番目のニュージーランドもカナダ同様。KEPLER TRACKを歩いてみて管理体制の徹底ぶりは
実感していたので安心感はあったが「違う世界も体験してみたい」という気持ちの方が強かった。




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最後にJMT。ブログや雑誌等でその存在は前から知っていたけど、「ULスタイルの聖地」みたいな
ヘンな先入観があり、興味はあったがSL(ソコソコライト)の我々には敷居が高そうな気がしていた。

だが、松浦弥太郎さん(文筆家 書籍商 暮しの手帖編集長 COW BOOKS代表)がJMTを歩かれた
雑誌「BRUTUS」の記事を読み、偏ったイメージは一変。これは行くっきゃないかな、と方向転換(笑)。




【情報収集】

インターネットを使えば大概の情報は入手できる。
地図も、歩く際のルールも、気候も、想定されるハプニングすらも。
ただ、実際にはそれは「分かったつもりになっているだけ」なワケで。

年末~年始に歩いたNZ KEPLER TRACKでその事は身に染みて実感。
ただ、分かっていても出来るだけリアルな人の意見、情報を入手したかった。

一番参考させてもらったのが、JUN OSONさんのブログ EASY HIKING
2年ほど前にJMTをセクションハイクされていて、その体験談が非常に羨ましく、
また共感できる点も多々。ガイドブック代わりにプリントアウトしては読み返した。

それだけでは飽き足らず、実際にJUN OSONさんと連絡をとり、お会いする約束をして
夕食をとりながらご夫妻から話を伺うまでに。そんな大それたことをする自分にビックリ。


~その他:参考資料~

〔本〕
ジョン・ミューア・トレイルを行く / 加藤則芳

〔ブログ〕
山と道
NORI AND HIRO トレイル紀行
南山大学アルパインクラブ
John Muir Trailの歩き方 2013

〔サイト〕
ヨセミテ国立公園大好き!




【行程】
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山と道のブログでも、JMTの一番のハイライトはトゥオルミメドゥ~レッズメドゥとのこと。
歩ける期間は実質6日間。レッズメドウ~ヨセミテまでの約104㌔ならなんとか歩けそう。




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幸いにも方角(南下するか北上するか)についてはあまり悩まずに済んだ。

どうせなら「ヨセミテをGOALにして、新婚旅行らしくアワニーホテル(※)に泊まりたい」とか
「ヨセミテの風景は最後にとっておきたいから、LAから飛行機でマンモスレイク空港に行き、
そこからレッズメドウに入ろう」とか、思いのままアレンジを加えトントン拍子で確定に至った。

※ヨセミテの自然と同化する様な木と石造りが特徴の歴史的建造物&高級リゾートホテル。




各種手配

■パーミット

一番難儀したのがJMTを歩く為の許可証の取得。
ネットで申し込みできるのだが、確定に至るまでの
選択肢が多く、申し込み完了に数日かかる始末(笑)。

・どこの登山口から入るのか?
・どこを目指すのか?
・クロスカントリーなのか、バックパッキングなのか?
・どこに宿泊するのか?
・馬は連れているか?

勝手が分からない為、申し込み画面で格闘。一歩進んでは立ち往生の繰り返し。
一般的なヨセミテ国立公園からではなく、インヨ国有林から申し込みを行った為か
ネットを探し回ってもパーミット取得に関する情報が少なくクタクタになってしまった。
(登山口によって管轄が異なる。我々は〔デビルズポストパイルAA10〕からスタート
 ちなみにネット申込みの場合、一つの登山口につき6人/日までと制限されている)


■航空券・ホテル

大手旅行サイト“Expedia”を介して手配。
※ヨセミテのアワニーホテルのみ本サイト使用。


■長距離バス

California Parlor Car Tours”で手配。
(ヨセミテ→サンフランシスコへの移動手段として)

アムトラック(電車)も魅力的だったが、ラクさを優先。


■ベアキャニスター

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熊対策として携行が義務付けられているキャニスター。
だが、日本国内にはそんなものはどこにも売っていない。
仕方なく、アメリカのアウトドアショップREIから取り寄せ。
(ネットで取置きしておいて、現地店舗での受取りも可能)

簡単に開かない構造の蓋に四苦八苦したっけ(クマ並み)。



大小様々な苦戦を強いられつつ、徐々にJMTの輪郭がハッキリしていく。
メンドクサイと思う半面、自分の意思で如何様になるのも旅の面白さナリ。




by ishida1011 | 2014-08-17 15:02 | 山旅 | Comments(0)


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