2014年 09月 21日
8月23日(土)、念願のJMTハイクスタート。 果たして6日間で予定していた行程を5日間で歩けるのか? 病み上がりの妻はどこまで頑張れるか?不安と期待の1日目。 〔1日目行程:13km〕 レッズメドゥ → デビルズポストパイル → トリニティレイク やっと歩けると思うとなかなか寝つけなかった。 6:00起床。妻の調子は良さそう。熱も引いている。 昨晩買っておいた果物を食べ、7:00チェックアウト。 始発のバスで、アドベンチャーセンター経由レッズメドゥへ。 8:15、トレイルヘッド(登山口)に到着。 乗客はわずか2組。JMTは我々のみ。 だが、売店やレストランは既に営業中。 レストランはハイカーで朝から賑やか。 8:30、ハイクスタート! 食事中のリスを横目に林を抜ける。 レッズメドゥは枯木地帯でツマラナイと 事前に聞いていたが我々には新鮮な景色。 ウヒョ〜! テンション↗︎↗︎↗︎ 「・・・方角合ってる?」 50分程歩いて妻が一言。 確かに進めども一向に景色が変わる様子がない。 デビルズポストパイル(景勝地の一つ)はどこ? 我々を追い抜く若い女性ハイカーに目的地を尋ねてみる。 「Mt.ホイットニー(JMT南方面のゴール=340㌔)よ」 しくじった・・・(汗)。 すっかり舞い上がっていた。 JMTの標識だけを見て、方角を確認していなかった。初歩的なミス。 ノースバウンド(北方面)のハズが誤ってサウスバウンド(南方面)。 慌ててフリダシに戻る(ちなみこの辺りはPCTとJMTの共通ルート)。 10:30、改めて仕切り直し。 (後にこの約6㌔のロスが痛手となる。) そう、コレコレ。 デビルズポストパイル(悪魔の節状節理※の意)を いつの間にか集まった観光客に紛れながら眺める。 ※マグマが固まって六角形の円柱状に隆起した景勝地。 寄り道終了。 JMTに戻り、道標を確認。 クリーク(小川)を渡り、 松林の中をひたすら進む。 「アチィなぁ・・・(汗)」 日差しがハンパなく強い。 肌がジリジリと焦げてく感じ。 これが"シエラ晴れ”ってやつ? 道は更に傾斜が増してくる。 明らかに登坂力DOWNの妻。 ウーン、辛そう。 病み上がりと道誤りによる消耗が原因なのは明らか。 このままでは目的地(シャドーレイク)はキビシいな。 あざ笑うかのようなリス達。 どこに行ってもチョコチョコ。 時刻は16:00。 依然本調子でない妻のペースを見て 宿泊地は変更せざるを得ないと判断。 バテバテっぷりに他のハイカーに心配されるの図。 17:00、名もなき湖に到着。 何組かのハイカーも既に休憩していて「ココでイイんじゃない?」 と妻に提案するも、「シャドーレイクまで行く」と言って聞かない。 今の体力、時間を考えて「ムリ」と言い聞かす。 歯がゆいけど、ムチャをしに来たワケじゃない。 スタートから約13㌔(道誤りを含めると19㌔)。 牛歩ペースで初日から夜道を歩くのは危険すぎる。 17:30、結局、名もなき湖の次の “トリニティレイク”で本日は終了。 湖のほとりで一休みした後 テント(ヘイブンタープ)設営。 疲労困憊の妻。ココにして正解だ。 今晩の食材をベアキャニスターから取り出し テントから30m離れた場所に置く(熊対策)。 夕食はアルファ米inレトルトカレー(中村屋のビーフカレー)。 どこで食べても間違いのないテッパンの組み合わせ。95点!! 食ったらバタンキュー。 が、頭の中はルート再検索モード。 この調子だとどこまで歩けるだろう? ヨセミテ渓谷(約104㌔)がムリだとしたら バスに乗れるトゥオルミメドゥ(約60㌔)か? 今後の行程は明日明後日の妻の調子を見て判断すればいいかな。 深夜、外に出て星空を見上げていると不思議と楽観的になれた。
by ishida1011
| 2014-09-21 00:07
| 山旅
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