2014年 10月 15日

〔3日目〕 John Muir Trail

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8月25日(月)、JMT3日目。

考える。“どうしたらバテずに長時間歩けるか?”
ペース配分、高山病、行動食、そしてモチベーション。

“楽しむ為に来たのであってムチャをしに来たワケじゃない”
と言ったものの、本心はヨセミテバレーまで辿り着きたいワケで。





〔3日目行程:約26km〕

サウザンアイランドレイク(テン場)→ アイランドパス → ドノヒューパス → ライエルキャニオン(中間地点:テン場)



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6:00起床。テント内の気温6℃。
夜、少し風が吹いていたが今朝は無風。





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テントを出ると目の前にバナーピークのモルゲンロート。
やっぱり山の朝は好きだ。目も脳も覚醒する気分が新鮮。






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外気温5℃。
標高2,891m。

今日もシエラ晴れ!





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朝食は今回初のちらし寿司。

が、なんというか・・・酸っぱすぎる。
ちょっと期待してただけに残念。35点。






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7:45出発。
テン場からトレイルに戻り、高度を上げていく。






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レイク全体を見渡せる高台から見下ろす。
何度見ても美しい風景。絵になるなぁ〜。





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見上げれば筋状の雲とヒコーキ雲。






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150mほど高度を上げた先はなだらかな箱庭。
庭園の池を思わせる小さな湖が点在していた。





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アイランドパス(標高3,070mの峠)は気付かないうちに通過。





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目の前にはメインのドノヒューパス(峠)。
これからあの山の鞍部を越えていくのか…。





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ココまでは順調なペース。
道標はJMT/PCT共通のもの。





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ふと、岩陰に何か動くものを発見。
リスかと思ったがどうも動きが遅い。





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姿を現したのは“マーモット”。
体長40cm位。愛嬌たっぷり。





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ドノヒューパスに近づくにつれて薄い膜のように雲が広がってきた。
これはラッキー。直射日光を避けることで体力の消耗を抑えられる。





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サウザンアイランドレイクから歩き続けて約10km。
ココから330mほどの登り。が、さほど急ではない。





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緩やかなスイッチバックを繰り返す。

高山病の発症を最も恐れていた自分や妻はとにかく
呼吸を乱さず一定のペースで歩くことに意識を集中。





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12:30 無事ドノヒューパス(標高3,370m)到着!

初日から抜きつ抜かれつしたアメリカ人の夫婦ハイカーに撮ってもらう。
「コングラチュレーション!」ココまでのお互いの健闘を自然と讃え合う。





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ドノヒューパスから先、ライエルキャニオン(渓谷)を俯瞰。
新たな景色に感嘆する一方、あそこまで下りるのかと思うと…。





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一方、妻はハイテンション↗︎↗︎↗︎

「翼が生えたみたいに調子がいい」
「今なら何処まででも歩けそう」
「歩くコツを掴んできた」とか。






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「一番の難所」とプレッシャーをかけていたドノヒューパス。
予想外に苦労せず越えられたことが自信につながったのかも。





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北アルプス・涸沢カールのような風景を横目に下る。





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岩場を下りきると次は針葉樹の森。
一気に高度を下げていくこと約700m。

途中、登ってくる4〜5組のパーティーに
”ブリッジまであと何マイル?”と次々に聞かれる。
多分中腹で通り過ぎた橋のかかったテン場のこと。

”あと1マイル(1.6㌔)くらいかな”と適当に答える。
ハイカーには見えなかったけどどこから来たんだろう?





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ライエルキャニオンの谷底まで下りてきた。
時刻は17:00。我々もジワジワと疲労の色が。





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ライエルキャニオンは中心に平原が広がっていて
更にそこを蛇行する形でライエル川が流れている。

全速力で走り回るミュール鹿。動物だけの楽園だ。





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今日の目的地はこのライエルキャニオンの中間地点。

そこにテン場があるかどうかは分からなかったが、辿り着ければ
トゥオルミメドゥ(60km)までは残り5.3マイル(約8.5km)。
当初GOALとしていたヨセミテ渓谷(104km)が現実味を帯びる。


徐々に暮れていく中、樹林帯&平原を急ぎ足で歩く。一本道だが地図上では
もはやどれくらい進んでいるのか確認できない。テン場は一体どこなんだ〜。





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19:20 中間地点(分岐地点)に到着!
想定していた通りテン場もあった(ホッ)。





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辺りが完全に暗くなる前に急いでテント設営。
シュラフを日光に当てたかったが時既に遅し。





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「26kmもよく歩いた!」
ということで
夕食はテッパン “中村屋の野菜カレー(レトルト)in アルファ米”。
ゴロゴロ入った野菜が感動的にウマい。 細胞に染み渡る! 100点!!


夕食後はバタンキュー。寝る準備をして用を足す。ベアキャニスターは30m以上離して設置。
ライエルキャニオンは熊が一番多く出没するエリアらしいが、心配する気力も湧かなかった。

とにかく無事にドノヒューパスを越えられたこと。ライエルキャニオンの中間地点まで歩けたこと。
ヨセミテバレーまでこのままハイクを続けられそうなこと。達成感と疲労で心地よい眠りに就いた。









by ishida1011 | 2014-10-15 07:58 | 山旅 | Comments(0)


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