2014年 10月 19日

〔4日目〕 John Muir Trail

c0266710_22435008.jpg

8月26日(火)、JMT4日目。

今日も長丁場。目まぐるしく変わる景色に
数日分歩いたような疲労感と充実感。Paw!





〔4日目行程:約27km〕

ライエルキャニオン → トゥオルミメドゥ → カテドラルレイク → コロンビアフィンガー → サンライズ(テン場)



c0266710_20012251.jpg
朝5:00起床。

今日は“サンライズ(テン場)”まで歩き切る予定。
その為に少しでも出発を早め、歩く時間を確保する。

外に出るとベアキャニスターもテントフライもバリバリに凍っていた。
寝ている間は寒さは気にならなかったが、キャニオンという立地からか
冷気が滞留しているようだ。カフェオレを飲んで体を温める。6:30出発。





c0266710_20013412.jpg
朝靄が立ちのぼるライエル川を横目にトゥオルミメドゥ方面へ。





c0266710_20013882.jpg
花に夜露が凍り付いて白く見えた。





c0266710_20014291.jpg
草原が白っぽく見えるのも凍っているため。





c0266710_20014489.jpg
7:30 ようやく谷間に朝日が差す。

景色はモノクロから一気にカラーに。
収縮していた体中の細胞も目を醒ます。





c0266710_20014820.jpg
PACIFIC CREST TRAILマーク。
ライエルキャニオンもまた共通ルート。





c0266710_20015731.jpg
森の中ではミュール鹿が一家で移動中。





c0266710_20015951.jpg
9:00 ライエルキャニオンを抜けた。





c0266710_22581439.jpg
トゥオルミメドゥまであと0.6マイル(1km)。
レンジャーステーションや売店はもう少し先。





c0266710_20015128.jpg
寒さに負けじと早出した甲斐があった。





c0266710_21024072.jpg
途中、荷物を乗せた馬の一行とすれ違う。
蹄で巻き上がった土ぼこりをモロに被る。





c0266710_21024660.jpg
…ソソクサと退散。

JMTの至る所に落ちていたフンは
この馬の大名行列のせいだと確信。





c0266710_22202200.jpg
久々に車を見てホッとする。この道路は“タイオガロード”。
ヨセミテやマンモスレイクにつながっていてバス停もある。





c0266710_21025168.jpg
10:00 ビジターセンター近くの売店(郵便局兼バス停)に到着。
存在は知っていたが、過度な期待は禁物と自ら言い聞かせていた。





c0266710_21030377.jpg
が、予想を裏切る豊富な品揃えにテンション↗︎↗︎↗︎

ポテトチップスやスニッカーズなどの菓子はモチロン、水、コーラ、ビール、
ワイン、アイスに野菜、果物、登山用品、土産物まで何でもアリフォルニア!





c0266710_01591902.jpg

更に隣にはホットドッグ屋!

「思う存分食うっ」と鼻息を荒げて注文するも
ホットドッグは11時以降の販売とのこと(泣)。





c0266710_22581693.jpg
それでもパンケーキとフルーツ、ポテチ、グミ、フリーズドライパスタ(夕食用)、
ペプシ、ヨセミテのステッカー(思わず衝動買い)など、欲望の赴くままに購入。

快適すぎて「このままバスに乗ってヨセミテに行くか?」なんて誘惑に駆られる。






c0266710_21185521.jpg
11:00 思考が停止するほど休憩した後、ようやく重い腰を上げる。

「ココまではウォーミングアップ、コレからが本番だ!」と気合注入。
観光客で賑わうビジターセンターを通り過ぎる。俗世間よ、サヨナラ。





c0266710_21190025.jpg
だが、道中にはトゥオルミメドゥからスタートした日帰りハイカーの団体。
カテドラルレイクを目指すもなんだか“陣馬山(東京都)”に登っている気分。

どうも調子が狂うなぁ。





c0266710_21190874.jpg
「トゥオルミメドゥでハイクを終わらせるのが正解だったかも…」
なんて思いながら登っていたが、目の前のカテドラルピーク(標高3,326m)を
見た瞬間、ウィルダネスモードに変わった(笑)。そうだ、コレコレ。この景色。





c0266710_21191558.jpg
カテドラルレイクまでは約300mの登り。





c0266710_21192135.jpg
14:00 カテドラルレイクに到着!

これまた絵ハガキのような美しさ。
時間が許せばココで一泊したかった。





c0266710_22184080.jpg
広くて静かなメドゥ(草原)。これもウィルダネス。
目的地のサンライズまであと4.5マイル(約7.5km)。





c0266710_22060333.jpg
あちらこちらでリスがピョンピョン。





c0266710_22215393.jpg
まさに楽園のようなトレイル。






c0266710_21192551.jpg
コロンビアフィンガーの北側斜面をトラバース。
UPDOWNに息を切らしながら後ろを振り返る。

自分「なんか“魔界村”みたいだね」
妻 「何ソレ?」
自分「知らないの?昔ファミコンのソフトであったやつ」
妻 「知らない…」
自分「……………」





c0266710_21192776.jpg
JMTから望む山々はほとんどが急峻な岩山。
大昔、氷河に削り取られたのが見て取れる。





c0266710_22242524.jpg
草原と樹林帯を交互に繰り返す。

ココで心配事。飲み水が空になりかけていた。
JMTを歩き続けて今までは水場は豊富にあったが
この辺りはクリーク(小川)が完全に干上がっていた。





c0266710_22064114.jpg
すれ違うハイカーからも「途中に水場は?」と聞かれる。
首を横に振ると決まって残念そうな反応。皆心配事は同じ。

マイッタ…。“サンライズ”に果たして水場はあるだろうか?





c0266710_22243374.jpg
最後の1時間は喉の渇きと疲労に耐えながら
ヨレヨレ状態で“サンライズ”に到着(18:20)。





c0266710_22063136.jpg
この“サンライズ”には、テン場から離れた場所にコテージや売店が水場もあって
別ルートからやってくる観光ハイカーが泊まりに来れるらしい(JMTでは異例)。

そのコテージで催されていた、キャンプファイヤーやゲームに合わせ、100%アメリカンなノリの
司会進行っぷりを遠くに聞きながら眠りに就く。「やっぱりヨセミテに近づくと俗っぽくなるなぁ」
と思いながらも人恋しさからその喧噪がどこか羨ましくもあったりして。

さておき、4日間の歩行距離は82km。特に昨日今日はナイスリカバリー。 ゴールまでラスト22km!







by ishida1011 | 2014-10-19 01:01 | 山旅 | Comments(0)


<< 〔5日目〕 John Muir...      〔3日目〕 John Muir... >>