2015年 02月 21日

〔3日目:後編〕Tongariro Northern Circuit

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巨人になったみたいだった。

トレイルは一筆書きのような線、
歩いている人は米粒のような点。

俯瞰する景色は…例えようがナイ。








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サウスクレーター(標高1,660m)→ Mt.ナウルホエ山頂(標高2,291m)
*標高差:631m(東京スカイツリー約1本分?) *CT:3hours(往復)







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ちょうど下山してきた若い男性に尋ねる。

自分:「大変でしたか?」

男性:「登りはガレ場でハードだったけど、下りはラク。
    山頂からの眺めはとてもアメージングだったよ。」


…ナルホド。少しだけホッとする。
同時に他人の判断を鵜呑みにするのもどうかという気持ちも(ビビり)。

一番の問題は急斜面の登りなのだ。スイッチバックするようなルートは皆無。
まぁ、考えていてもしょーがない。行けるところまで行ってみるか(楽天的)。







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今思えば、なぜ登ってみようと考えたんだっけ?

スケールの大きな景観を前に感覚が麻痺していたのか、
はたまた、純粋に自分の力を試してみたいと思ったのか、
日帰りハイカーへの対抗心なのか…。おそらくそれら全部。







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案の定、傾斜がキツくなってくる。
足元はガレ場でそのほとんどが浮石。
トレポでバランスを取りながら慎重に。







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富士山の砂走りを荒々しくしたような斜面。
下山中のハイカーのほとんどがコケていた。








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傾斜はどんどん険しくなってくる(焦)。

「こんなハズでは…」と完全に意気消沈の妻。
「どこかでエスケープしようか?」と提案する。

が、そんな都合の良いルートが現れるワケもなく。
結局、ガレ場を引き返すこともできず登り続けた。







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Mt.ナウルホエの肩のような場所にバックパックをデポ。
空身で山頂を目指す。足はもうパンパン。もはや意地だ。







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3時間かけて登頂!

"You made it!"(やったな!)
山頂のハイカーが声を掛けてくる。

遅れること15分、妻も無事に登頂!







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ボルケーノ(火口)には残雪が。







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火口の淵を歩きながら景色を楽しむ。







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彼方にはMt.タラナキ。
まるで天空の城のよう。







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この景色は…ちょっと言葉が見つからない。










山頂から360度撮ってみた(YouTube)。







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ズズーッと滑り落ちるように一気に下山。
なんと30分程度で下り切ることができた。







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終わってみれば安堵感と満足感のみ。
ヘロヘロになりながらよく頑張った。

所要時間4時間半(CT3時間〔往復〕)。
時刻は5:00pm。HUTまであと2時間半。







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ゴツゴツした溶岩と噴石地帯からの眺め。







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地球離れした景色の中を下って行く。







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トレイルを振り返って1枚。







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7:15pm。マンガテポポハットに到着。

レンジャーがギターの弾き語りをしていたりして
どこかアットホーム&ピースフルな雰囲気だった。







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夕食後、サンセットを眺めつつコーヒーブレイク。






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トレポは傷だらけになるし、
ゴローの登山靴はボロボロ…。

それでも"終わり良ければ全て良し"


素晴らしくアメージングな1日だった。




by ishida1011 | 2015-02-21 00:05 | 山旅 | Comments(0)


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