2015年 11月 02日

〔4日目〕John Muir Trail2

c0266710_19050451.jpg

歩くことが日常になり始める。
峠のないトレイルにも変化はある。
不自由な自由を実感する "THE DAY" 。








c0266710_17111330.jpg

9月13日(日)、JMT4日目。
6:30am。薄曇り。気温8℃。

「あれっ、頭が痛くない!?」 目が覚めて気付く。
標高3,200m。一昨日あれだけ苦しんだのに一体?
この数日間で“高度順応できた”としか考えられない。

高山病の症状が出ない事がこんなに有り難いとは(嬉)。







c0266710_22521074.jpg

昨晩がウソのように食欲も回復。

朝食 = 「さんまのひつまぶし」+「アルファ米」。
イメージを上回る旨さ。山ごはんレギュラー確定!







c0266710_09585905.jpg

8:45am 出発。

当初、バーミリオンバレーリゾート(VVR)をゴールとしていたが、
1、2日目の高山病による大幅ロスで計画変更→フローレンスレイクへ。
リゾート地らしく、何らかの街に降りる手段もあるだろうとふんでいた。







c0266710_17490107.jpg

湖を離れ樹林帯に突入。

スイッチバックを繰り返して
約700m、標高を下げていく。







c0266710_17313578.jpg

下りきった森の先にミュール鹿。

この鹿、我々を先導しているかのように
トレイルを先回りしてはこちらを振り返る。







c0266710_10290880.jpg

人間に興味津々なのか?
人間慣れしているのか?

何とも不思議なヒトトキ。







c0266710_09055563.jpg

10:50am
マクルアーメドゥのレンジャーステーションで小休止。







c0266710_23372071.jpg

今回、行動食で目からウロコだったのが
この"塩羊かん"。甘さが程よく腹持ちがイイ。
カロリーメイトも悪くないけど今の気分はコレ。







c0266710_09375974.jpg

エボリューションメドゥ。

道が分かれていて増水した際は
迂回路を歩く旨、記されている。







c0266710_17375140.jpg

真ん中に小川が流れていて、
その周囲には広いメドゥ(草原)。

谷間だからか、山並みはスモーキー。







c0266710_09133866.jpg

しばらく歩くとトレイルが途切れていた。
JMTで、というか山歩きを始めて初の渡渉。







c0266710_00051541.jpg

ストックでバランスをとりつつ、細い木々をつたって
慎重に渡渉する。深くはないが流れの速さはそれなり。







c0266710_09144715.jpg

無事に渡った後、看板を見て気づく。これがエボリューションクリークだったのか。
JMTを歩く前、ハイカーズデポの土屋さんに「ココの渡渉は要注意」と言われていたっけ。
(水位が上がると腰の辺りまで深くなる為、他のハイカーとスクラムを組んで渡るとか…)







c0266710_23331032.jpg

更に谷間(エボリューションバレー)を下っていく。
スモーキーエアーが一層、幻想的な雰囲気を醸し出す。







c0266710_17492873.jpg

たまに見かけたオールドスタイルのバックパッカー。
70〜80年代のフレーム式バックパックが新鮮だった。







c0266710_12381603.jpg

「"sauntering"っていい言葉だね」
すれ違ったハイカーに声をかけられる。
「??」…自分のTシャツの文字のことか。







c0266710_23335064.jpg

別のハイカーは漢字で書かれた自身のTシャツを指し
「コレはどういう意味の言葉なんだ?」と聞かれたり。
「僕らは仏教徒なんだ」「本当に?」と突っ込んでみたり。







c0266710_09140998.jpg

皆、気になるのはエボリューションクリークの水位や
この先のスモーキーエアーの度合い。貴重な情報交換の場だ。
ハイカーは北→南方面がほとんど。しかもスルーハイカーばかり。

会話の最後にはお互い決まって "グッドラック!" 妙な連帯感がイイ。







c0266710_09383354.jpg

雲(煙?)の隙間から傾きかけた太陽がのぞく。






c0266710_18260919.jpg

いくつもの橋を超えて、







c0266710_09524967.jpg

白骨化したような松の木を見上げたりしながら、
ひたすら歩く。どこまでも行けそうな気分だった。







c0266710_23312927.jpg

ミューアトレイルランチ(フローレンスレイク方面)へ至る分岐。
ココからJMTを離れる。正直、もっと歩きたかった。少し寂しい。







c0266710_23311628.jpg

5:30pm。
無事ミューアトレイルランチに到着。

ちょうど馬が厩舎に戻っていく時間。







c0266710_09405540.jpg

丘の反対側にあるキャンプサイトへ移動。
ココにはホットスプリング(温泉)があるのだが、
どうやらこの小川を渡渉しなければ行けない場所らしい。

今日、エボリューションクリークを苦労せず渡れたこともあって
サンダルでジャブジャブ入水。しかし予想以上に冷たく所々深い。

川の底の石は滑りやすく、案の定(?)ビルケンサンダルの妻がコケる。
陸に上がってみると親指から大量に出血。どうも爪が剥がれかけたようだ。

結局、温泉には入れないは怪我はするはデジカメは浸水するはで散々な目に。
どこか油断していたのだと思う。失敗からしか学べないあたり、我々らしいか。

最終日、明日の行程は15km。妻はゴールまで歩き通せるのか?不安は尽きない。







c0266710_10194682.jpg

〔4日目〕

■歩行距離:約27km
■歩行区間:エボリューションレイクの端 〜 ミューアトレイルランチ






by ishida1011 | 2015-11-02 00:04 | 山旅 | Comments(0)


<< 〔5日目〕John Muir ...      〔3日目〕John Muir ... >>