2013年 01月 06日

あとりえ・う

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「あとりえ・う」は畦地梅太郎の家を改築したギャラリー(というより普通の一軒家)。
今回は 「畦地梅太郎 “うらの仕ごと場”展」 という企画を見に行くことに。




丁度同じ期間で「あとりえ・う」から程近い町田市立国際版画美術館でも
「山の大きさ、山の深さを 畦地梅太郎の世界」展(1/5~4/7)
が開催されており、まずは美術館へ向かう。
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40点程の作品が年代別に展示されていて分かりやすい。
代表的な作品「頂上の小屋」や「涸沢の小屋」、「白い像」もあって見る価値アリ(しかも入場無料)。
何より本物には、PC画像や絵葉書では表現できない微妙な色の深みがある。
なんというか、佇まいに力が宿っている感じ。

ただ・・・あくまで個人的な感想だが・・・、
美術館の中では畦地梅太郎が遠い存在に感じて、どうも落ち着かない。


次に鶴川にある「あとりえ・う」へ。

この半年間で既に4回目の訪問。
「あけましておめでとうございます」と迎えられる。
すっかり顔が割れている事がどうも気恥ずかしい。
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本物の作品からTシャツ、ポストカードまで様々なグッズがところ狭しと並ぶ。
しかしながら、美術館よりも「あとりえ・う」の方が何故か落ち着くんだよなぁ。


今回の企画では、木版画で使用された木型や道具も展示されている(こちらも入場無料)。
作品の製作手順が目に見えて、なかなか興味深い。
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※詳細は「あとりえ・う on the web」参照

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・・・気が付いたら家に新たな山男が・・・。

by ishida1011 | 2013-01-06 21:21 | 畦地梅太郎


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