2013年 03月 09日

縞枯山・茶臼山

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3月9日(土)、北八ヶ岳にある縞枯山・茶臼山に登ってきた。

この日は4月並の気温で春本番を感じさせる陽気(山頂駅で6℃)。
ギリギリのタイミングで体験してきた、初のスノーシューハイキング。






前回、北八ヶ岳の坪庭でやたらと見かけたスノーシュー。
当初、自分には縁のないモノと見て見ぬフリをしていた。

しかし、ネットや雑誌、登山店等で情報収集しているうちに物欲がフツフツ・・・。
「考えている間に冬が終わってしまう!」と半ば勢いに任せて購入してしまった。


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選んだのは、MSRのEVOというエントリーモデル(右)。
勾配で効果的なヒールリフトがないのがネックだったが、
それ以上にカーキのシブい色が最終的な決め手となった。
(完全に見た目重視)

ちなみに彼女はMSRのSHIFTというジュニア向けモデル(左)。
重量が1,105g(ペア)と軽くて小さい分、取り回しも良さげ。
耐過重も~56㌔なので全く問題ナシ。

macpacとの相性もバッチリ。

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≪登山ルート≫
山頂駅→雨池峠→縞枯山→茶臼山→鞍部→五辻→山頂駅


9:50 ロープウェー山頂駅を降りて、いきなりスノーシューを装着。
とにかく早く使いたくてしょうがない(笑)。



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歩行練習をしながら、坪庭を散策。
最初、大きなスリッパを履いたような違和感があったが、慣れると楽しい。



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トレースのないところも行きたい放題。



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雪山ならではの表情。



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前回立ち寄った縞枯山荘は素通り。



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見通しの良い、平坦な道をまっすぐ進んで行く。
(コケた為、レンズに雪が・・・)



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10:30 雨池峠の分岐を縞枯山方面へ。



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樹林帯の急斜面。



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積雪も多く(1m位か)、スノーシューといえども一歩進むごとに15cm位沈む。
予想以上のキツさ・・・。ふともも、ふくらはぎの筋肉がパンパン。
木々で頂上が全く見えない為、精神的にもキツイ。

声を出して気合を入れながら。
急斜面の雪と格闘すること30分(実際もっと長く感じた)・・・。



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11:00 縞枯山頂着!
この景色を見て疲れが一気に吹き飛ぶ。



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強風の中、縞枯山展望台へ向かう。



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11:30 到着!
山には雪と木々。空には青。遠くには山の峰々。


山に登っていても時々気分が乗らないことがある。
「なんで自らこんな辛いことをやってるんだろう?」と。

一方で自然の美しさやワクワクを感じているにも関わらず。

頭の片隅で自問自答しながら登るのだが、いざ山頂に着くと
そんな悶々とした考えが一瞬で「やっぱり来て良かった!」となる。

「達成感」と「非日常の景色」

山の醍醐味はこれに尽きる。



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次は正面の茶臼山へ。



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休憩中の登山者の視線もお構いナシ(余裕ナシ)。



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トレースはあるものの「急斜面+積雪」はスノーシューでもキツイ。
足を雪に取られ四苦八苦しつつも、縞枯山よりは楽なハズと言い聞かせる。




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12:10 茶臼山展望台着。
またしても、今までヒーヒー言ってたのが嘘のように疲れが消し飛ぶ。



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帰りは茶臼山と縞枯山の間にある鞍部から
五辻を経由してロープウェー山頂駅へ戻る。



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14:40 ロープウェー山頂駅へ帰着。
休憩時間を除く行動時間は約4時間。



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終わって振り返ると心地よい疲労感。
初のスノーシューハイキングとしては丁度良いレベル。
(下半身に張りがあるものの、筋肉痛までいかない感じ)



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今回は新雪ではなく、降って数日経って固くなった雪上を歩く場面がほとんど。
それでもトレースのない場所を好きなように歩くスノーシューの醍醐味は堪能できた。

次の雪山シーズンが待ち遠しくて仕方がない(笑)。

by ishida1011 | 2013-03-09 23:27 | 山旅


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