2013年 07月 28日

Quick Dry Tee / MOUNTAIN RESEARCH

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気付けば山でも街でもコレばかり着ている。
機能性は勿論、佇まいも絵になる速乾Tee。





山に登り始めて早1年。
いろんな山道具屋を見てきたが、
内心ずっと思っていたことがある。


「カッコイイTシャツがナイ・・・。」


「イヤイヤ・・・格好は二の次でしょ。」
「ソモソモ・・・山に何しに行くんだ?」
「ヤレヤレ・・・山をナメてると死ぬよ。」

・・・そんな声も聞こえてきそうだが、
自分としては、バックパックや登山靴、
山道具同様、着る服も山の楽しみの一つ。


というコトで、最近のヘビーローテーションは
MOUNTAIN RESERACHのQuick Dry Tee(↓)。
シンプルながら“ありそうでナイ”デザインがお気に入り。


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〔sauntering=そぞろ歩き〕

登ることだけが山ではないさ。
頂きを目指す“垂直方向の移動”だけが山ではないさ。
裾野の森の中をそぞろ歩くことだって立派に"山"と対峙する行為。


※ホームページ説明文より抜粋

愛犬と入山することの多い自分にとって、親近感の湧く1枚。


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Mountain Researchのアイコンとして頻繁に登場する
H.D.ソローの肖像が控えめにプリントされた9分丈Tee。

「誰だ、この人?」と思っていたが、(↓)の著書と知り、また親近感。
表向きは分かり辛いけど、裏側にある思想が分かると嬉しいものだ。


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『ウォールデン 森の生活』
(Walden:or, the Life in the Wood)

ウォールデン湖畔の森の中に自らの手で小屋を建て、自給自足の生活を営んだH.D.ソロー。湖水と森の
四季の移り変わり、動植物の生態、読書と思想等々が、「詩人博物学者」の清純な感覚で綴られた名著。


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ある意味、堂々とした(?)半袖Tee。外国人ウケしそう。
日本でもコレを着ていれば言わずとも趣味が伝わるハズ。


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裏。ロゴの書体もカッコイイ。
首の後ろにはフックホルダー。



ドレッドヘアの店長さんや店の雰囲気に最初はビビッていたが、
仕事帰りに立ち寄るうちに、山の話もできるほど馴染みの店に。



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代表の小林節正さんの生き方も魅力的。

小林さんはファッションの第一線の世界から一転、
長野県の山奥に土地を購入し、電気もガスも通っていない中で、
1年の1/3はそこで過ごすという、現代版「森の生活」を実践している方。

その飾らない言葉が何よりカッコイイ。

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「家っぽい設備はできるだけ追加したくないんです。どうすればキャンプのままいられるか。
ラグジュアリーな山別荘のような感じではなく、なるべくザラついたままの場所でいたい。」

「内壁だって張ろうと思えば簡単に張れる。でも、やらない。
ここは大人になって、体力も落ちて、いろんな意味で面倒くさいとか知ったようなことを言う自分に
ブレーキをかける場所であり、自分たちの力で生きていくことを問うベースでもあるんです。
燃料を買うのではなく、ゼロから火をおこせるようになりたい、みたいなところからスタートしていて、
東京で生まれ育った僕らは何年経っても山暮らしの初心者だけど、スタンドアローンを目指した以上、
その基軸は変わらずにいたい。」

「たぶん、山で生きたいんじゃなくて、こうありたい、と望む生き方を一番しやすい場所が、山なんでしょうね。」


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※BRUTUS 5/15号 「居住空間学2013」より抜粋


こんな考え方を持っている人がつくる服なら、喜んで着たい。

by ishida1011 | 2013-07-28 00:30 | 山道具 | Comments(0)


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