2013年 08月 01日

「作品名不詳」

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この木版画・・・

・ オーラや力強さが一切感じられない。
・ 山男というよりトボけた死神にしか見えない。
・ タイトル、サインもない。作品集にも見当たらない。


・・・しかし、コレでイイのだ。





この「ユルさ」も畦地梅太郎(※)の特長の一つ。
推測だが、80歳を過ぎた晩年の作品と思われる。
山に対する未練や憧憬の眼差しで佇むこちらの山男は、
畦地梅太郎本人の心情を投影しているように思えてならない。
にも関わらず全体に漂うユルさは、晩年満たされていたことの表れ。
もはや確かめようがないが、この妄想、案外当っているんじゃないかな。

(※)畦地梅太郎・・・昭和期に活躍し、山岳風景、山男を題材とした版画家

by ishida1011 | 2013-08-01 00:07 | 畦地梅太郎 | Comments(0)


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