2013年 10月 26日

天狗岳 (1日目)

天狗岳 (1日目)_c0266710_21525531.jpg

10月12日(土)~13日(日)、北八ヶ岳の天狗岳に登ってきた。

“南八ヶ岳に比べて、たおやかで歩きやすい”と言われる北八ヶ岳。
だが、登山道は傾斜の緩急が激しく、個人的には想像以上にキツイ。
今回の山旅は “のんびりHIKE” の予定がいつしか“修行登山” に(笑)。






<登山ルート(1日目)>
稲子湯 → しらびそ小屋 → 本沢温泉(テン場)



天狗岳 (1日目)_c0266710_1224877.jpg

13:30 登山口の稲子湯を出発。
CT3:40 天候=晴れ 気温8℃。



天狗岳 (1日目)_c0266710_17451450.jpg

標高1,600m辺り。紅葉はまだまだ。



天狗岳 (1日目)_c0266710_14453945.jpg

1時間ほど歩き続ける。しかし、ほとんど人に出会わない。
世の中は3連休の初日だというのに。出発が遅かったからか?

聞こえるのは木々を揺らす風の音のみ。更に冬の気配漂う冷え込んだ空気。
こんな寂しげな道の先に本当に山小屋なんてあるのだろうか?と不安になる。



天狗岳 (1日目)_c0266710_14275397.jpg

恐竜のような倒木。
ココも人の気配なし。



天狗岳 (1日目)_c0266710_9594885.jpg

なごみ系道標。



天狗岳 (1日目)_c0266710_12282170.jpg

15:40 しらびそ小屋到着。

人がたくさんいる(ホッ)。しかも明るい。
小屋の向こう側に見えるのはみどり池。



天狗岳 (1日目)_c0266710_12344466.jpg

水面に反射する光。池を囲う木々。鏡のように映りこんだ景色。
この池は一見何の変哲もないのだが、どこか不思議な雰囲気。



天狗岳 (1日目)_c0266710_253950.jpg

見上げると、羽根を広げたような山容の天狗岳。



天狗岳 (1日目)_c0266710_11485565.jpg

池の不思議な雰囲気は周囲の環境によって際立って見える。

彼女曰く、しらびそ小屋は特に女性に人気の高い山小屋だそう。
ココでテントを張ってもいいかなと思ったが、翌日を考え渋々断念。



天狗岳 (1日目)_c0266710_11555164.jpg

15:55 気合を入れ直して再出発。
本沢温泉(テン場)まではCT70分。



天狗岳 (1日目)_c0266710_168686.jpg

天狗岳 (1日目)_c0266710_22575427.jpg

紅葉はまだ先だけど、秋らしさは至るところに。



天狗岳 (1日目)_c0266710_1749840.jpg

整備されている道もあれば・・・



天狗岳 (1日目)_c0266710_9504952.jpg

人の手が入っていない斜面もあり・・・。

ところどころJOHNNYを抱えながら登る。



天狗岳 (1日目)_c0266710_9501677.jpg

フラットと急登が交互に続く道は、地味に疲れる。



天狗岳 (1日目)_c0266710_1692285.jpg

17:00 本沢温泉着(CT通り)。
暗くなる前に辿り着けて一安心。

本沢温泉のウリは標高2,150mにある野天風呂。
(ただし、男女混浴&脱衣所ナシというワイルドさ)
興味はあったが、彼女は「絶対イヤッ!」との事・・・。



天狗岳 (1日目)_c0266710_1756562.jpg

山小屋と民宿の中間のような宿。


彼女が撮っているのは・・・、


天狗岳 (1日目)_c0266710_1251135.jpg

硫黄岳のアーベントロート(夕焼け)と紅葉。
標高2,000mを越えると完全に秋の景色だ。



天狗岳 (1日目)_c0266710_15482739.jpg

テン場の良い場所は一杯だった為、樹林帯に幕営。
(6箇所ペグダウンのみ ガイラインは敢えて張らず)



天狗岳 (1日目)_c0266710_169574.jpg

JOHNNYは夕食→爆睡。
よく頑張ったね。オヤスミ。

我々も夕食(無印良品のカレー+アルファ米)後、早々に就寝。
星空を撮ろうと三脚を持ってきたにも関わらず、疲労で気力ゼロ。



明日は天狗岳。「行けるところまで頑張ってみよう」と気軽に話していたが、
想像以上に四苦八苦することになろうとは、この時は予想もできなかった・・・。

by ishida1011 | 2013-10-26 17:13 | 山旅


<< 天狗岳 (2日目)      「風」 (39th Birth... >>