2014年 04月 26日

黒部と槍

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4月24日(木)、恵比寿の東京都写真美術館で「黒部と槍」展を見てきた。

以前から開催しているのは知っていたが、冠松次郎も穂苅三寿雄も知らなければ、
日本山岳史に興味があるワケでもない自分が行くのもどうか、と躊躇していたが・・・。






ただ「黒部の山賊」という本に影響を受け、今年の夏は黒部に行くことは決定済み。
チケットもヤフオクで2枚500円で入手できたし、「予習代わりになればいいかな」と。


意外だったのが来場者の8割以上が女性だったこと。その上なかなかの盛況っぷり。
登山が好きなのか、写真に興味があるのか。皆、普段着なので全く判断ができない。
こういう写真展は完全に60歳以上の山好きなオジサンがメインかと思い込んでいた。
今や登山界は老若女女、女性が牽引していると言っても過言ではないかもしれない。



膨大なモノクローム写真は昭和初期を感じさせない見ごたえのあるものばかり。
お二人の山への並々ならぬ熱意、探究心は写真からも十分に窺うことができた。

ただ、自分と比較すると大きな壁があって、遠い存在に思えてしまったのも事実。
経験値によるものかもしれないけど、今はもう少し気軽に山と向き合いたい気分。




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帰り際、併設のミュージアムショップでポストカードを購入。

確か、昨年泊まった槍ヶ岳山荘でも販売していた気がする。
そのポストカードのカメラマン=穂苅三寿雄という人だと知る。


・・・少し親近感(笑)

by ishida1011 | 2014-04-26 17:48 | その他


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