2017年 10月 15日

〔移動編〕John Muir Trail4

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未だ模索中。

John Muir Trailのトレイルヘッドに向かう効率的なルートの話。
意気揚々と予約した3ヶ月前の自分を恨んだ移動に伴う一部始終。











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7月7日。羽田→LAへ向かう。この日で入籍して丸3年。
新婚旅行で初めて歩いたJMTは今回でもう4回目になる。

思えば色々あったなーって結婚生活のあれこれはさておき、
コレはあくまで山ブログなのでJMTに特化して書いていく。










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我々セクションハイカーにとって毎回頭を悩ませるのが
どこの街からどうやってトレイルインするかというコト。

ヨセミテからMt.ホイットニーまで、JMTをサウスバウンドでスルーハイクするなら、
サンフランシスコから電車とバスを乗り継ぐのが定番だけど、毎回違うセクションを
歩くとなると一筋縄にはいかないワケで(この調査が面倒&楽しくもあるのだけど)。

今まではロサンゼルスから一日一便、夕方発マンモスレイク行きの便にトランジット。
そこからトレイルヘッドの近隣の街に向かう、というのがお決まりのパターンだった。

でも、トランジットの待ち時間や確実に飛ぶか分からない(トラブルが多い)リスク
を考えると、もっと効率的かつ経済的でベターな方法がないものかと探し続けていた。

ポイントは2:00pm、ランカスター駅発のバスに間に合うこと。これに乗れさえすれば
シエラネバダ山脈の東側の麓町、ローンパインやビショップ、マンモスレイクに行ける。
ただしこのバスも一日一便(月〜金のみ:17年夏時点)なので逃すワケにはいかない。

9:29amにLA着の便でダウンタウンにあるユニオンステーションまで行くのは入国審査
や手荷物検査を考えると余裕が無さすぎる。そこで注目したのが空港発のシャトルバス
厳密にいうとランカスターの駅ではなく、そこから3kmほど離れたホテル行きなのだが
時間的にはまだ余裕があるし、そもそも我々はハイカーだし大丈夫だろうと思っていた。










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予定通り空港に到着し、予約していたシャトルバスに乗るところまでは無問題。
問題はランカスターのホテルに到着してから、駅に向かうまでの3kmの道のり。

ところがバスを降りた瞬間、とんでもない熱波。長時間のフライトで寝不足気味の体に
荷物満載のバックパック。1区画が異様に長い見知らぬ街の殺風景な道。人通りも皆無。
気温40度。昼の一番暑い時間に街ナカをうろつく我々の方が、ヘンなのかもしれない。

想定外の過酷な状況に妻は途中で脱水症状を起こしてフラフラに。迫るバスの発車時刻。
このままでは間に合わないと判断し、妻には自分のペースで歩いてもらい、バックパック
を二つ担いで小走りでバス停を目指す。3分遅れで目的のバスを発見、運転手にもう少し
待ってくれと無理やりお願いし、歩いて来た道を走って妻を迎えに行く。ギリギリセーフ。
(今考えると完全に定時運行の妨害行為。乗客は嫌な顔せずに迎えてくれたけどNGだ。)

ともかく汗だくで放心状態のまま、座席に倒れこむ。途中停車した際にバーガーショップ
で買ったコーラがどれだけ美味かったことか。これほど異常な暑さは人生で初体験だった。


画像は前席に座っていたハイカーの連れ犬。ずっと座席の下で伏せていて行儀が良かった。










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5:00pm、ローンパイン着。
妻も復調してホッと一安心。










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ローンパインはMt.ホイットニーの麓町。
どことなく西部開拓時代の雰囲気が残る。
マクドナルドも例外ではなかった(笑)。










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メインストリート。

山に囲まれている街だけあってアウトドア関連(登山や釣り、狩猟など)の店が多い。
我々が宿泊したホイットニーポータルストア&ホステルもハイカー御用達なのだろう、
1階のストアではMt.ホイットニーをモチーフにしたコテコテのお土産が売られていた。

MSRのガスカートリッジ、虫除けスプレー、ミネラルウォーターなどを購入して就寝。










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7月8日。7:00am。100%シエラ晴れ。

JMTのパーミット(通行許可証)を受取る為に町外れのビジターセンターに向かう。
昨日の熱波でフラフラになったトラウマが蘇るが、朝はまだ涼しい。ただ何もナイ。

途中マクドナルドで朝食をテイクアウトし、メインストリートを黙々と南に向かう。










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7:45am到着。

まだオープン前だったけど7、8人のハイカーが待っていた。
我々と同じく、受け取ったその足でJMTへ出発するのだろう。

ウィルダネスでの一通りの注意事項(焚火や熊対策、テントの設置場所など)
の説明を受ける。神妙かつ笑顔で "I understand" と頷くのが懐かしい感じ。










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問題なくパーミットを入手し、手配していたハイカー向けシャトルバンに乗込む。

正直、我々が向かうオニオンバレーというトレイルヘッドまではヒッチハイクでも良かった
けど、多くのMt.ホイットニーに向かうハイカーとは異なる場所の為、事前予約しておいた。










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10:00am トレイルヘッドに到着。

"ROAD CLOSED" と出ているが、これは冬の積雪(今世紀最高の積雪量だったとか)が
溶けて道路が冠水していた名残。事前情報によると未だに閉鎖されている登山口もあった。

ココでの雪解け水の影響は終わった模様。後にトレイルで雪解け水に苦戦するワケだけど
この時点ではJMTを歩ける嬉しさにかき消され「積雪の心配はナイな」と思い込んでいた。




*次回からようやくJohn Muir Trailの話に入ります。







by ishida1011 | 2017-10-15 09:05 | 山旅 | Comments(0)


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