2017年 10月 22日

〔Day1〕John Muir Trail4

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毎年思う。初日が一番ツライ。

心と体がウィルダネスに馴染まず、跳ね返される。
高山病 + 残雪 + 強烈な陽射し = シエラの洗礼。










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2017.7.9 10:40am Onion Valley Trailheadを出発。

街から比較的近い為か登山口は止めている車が多かった。
軽装の犬連れハイカーもあちらこちらに。明るい雰囲気。

ただ標高は既に2,800m。持病の高山病を発症を遅らせるべく、
敢えて水を多めに摂取。息の上がらない速度でゆっくりと登る。










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2時間ほど歩き、ギルバートレイクで一休み。

気温20℃。刺すような陽射しが肌をジリジリ焼いていく。
故に体感温度は気温以上。 やはり日本の太陽とは別モノ。










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12:30pm McDonald's in the Wilderness.

朝マックの予定が昼マックになってしまった…。
ビックマックが良かったな(邪道は承知の上)。









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標高3,200mを超えるとトレイルは雪道へと一変。
想定内だったけど、先を考えると気が引き締まる。










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”JMTは残雪期が一番美しい”

誰かがそんなコト言ってたっけ(確か山と道の夏目さんだったような)。
標高を上げるにつれてこの景観。 "アチィー"に加えて"スゲェー"を連呼。










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標高3,500m超え。ただ気温は全然下がらない。

妻は慣れない暑さと時差ボケでSleep Walker状態😴…。
時々後ろを振り返って声掛け「起きて!滑って死ぬよ」。

一方、自分も徐々に頭が脈を打つような痛み。高山病の兆候。
水を飲んでは深呼吸。更に景色で体の不調を麻痺させる作戦。










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本来は緩やかなスイッチバックを繰り返して登っていくのだろうけど、
雪の踏み跡はショートカットもしくは直登気味でハード。体力を奪う。

そしてこんなに雪があるのにムチャクチャ暑いコトに少なからず動揺していた。
"今世紀最大の積雪"をナメていた。息を飲む景色、増す不安、忍び寄る高山病。










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4:00pm ようやく峠に辿り着く。
標高3,580m(11,760 FEET)。

気がつけば軽装のハイカー達は見当たらなくなっていた。
ココで引き返すソロハイカーの他は年季の入った人のみ。










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個人的に峠の存在は境界線になっているように感じる。

当然地続きだから劇的に景色が変わるワケじゃないけど、
頂に立つというより次へ続く関門を突破した感覚になる。
(イメージはスーパーマリオで次のステージに進む感じ)










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峠の先には残雪の峰と湖と木々。

一方、高山病の症状はピークに…。

後は下り続けるだけと分かっているのに頭痛が酷くて動けない。
峠越えで今まで張っていた気持ちを緩ませてしまったのが原因。
(画像はスマしているように見えるけど立ち上がれないだけ…)










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6:00pm

予定していたテン場より手前のブルフロッグレイク到着。
フラフラになりながらもなんとか設営し、岩の陰で吐く。


すると体も頭も嘘のようにスッキリ。今更ながらテンションUP。
レトルトカレーとアルファ米を完食。食後のカフェオレが美味い。

Norah Jonesを聴きながら眠りに就く。終わり良ければALL OK。

(ルー大柴みたいな文章だけどご機嫌だったってコトでご了承を)










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〔歩行区間〕Onion Valley Trailhead 〜 Bullfrog Lake
〔歩行距離〕約13km








by ishida1011 | 2017-10-22 21:37 | 山旅 | Comments(0)


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